活動紹介 | 日本パラリンピアンズ協会｜パラリンピアンズ選手会

■現役パラリンピアンへの支援活動

日本パラリンピアンズ協会（PAJ）では、現役で競技に取り組むパラリンピアンが、安定した環境で継続的に挑戦できるよう、さまざまな支援を行っています。

・競技とキャリアの両立支援

　パラリンピアン同士の対話や情報共有を通じて、競技生活と社会生活の両立を後押しします。

・メンター制度・相談体制の整備

　競技や生活、将来設計に関する悩みを共有できる相談体制を整え、孤立を防ぎ、精神的サポートを提供しています。

・語学や表現力のトレーニング

　講演活動や国際大会で必要とされるスキル向上のため、英語研修やプレゼンテーション研修を提供しています。

・社会的発信や活動機会の提供

　イベント・講演などの場を通じて、パラリンピアン自身が社会とつながり、自らの言葉で発信していく機会を支援しています。

・多様な交流機会の創出

　競技種目や障害の違いを超えたパラリンピアン同士のつながりを深めるとともに、教育・企業・医療・福祉など、競技外の分野で活躍する人々との交流の場を設けています。

　多様な視点や価値観に触れることで、競技者としての視野を広げ、社会とのつながりを育むことをめざしています。

若手パラアスリートを支援する、

給付型の奨学金制度。

2017年に「ネクストパラアスリートスカラーシップ（略称：NPAS［エヌパス］）」を創設し、これまでに11名の奨学生を選出してきました。

NPASは、パラリンピック出場を目指す中学生･高校生アスリートを支援する、給付型の奨学金制度です。

この制度の最大の特徴は、選考から支援までの過程に、現役・元パラリンピアンが深く関わること。次世代を担うアスリートの成長を、競技経験者である先輩たちが伴走しながら支えていきます。

奨学生には、奨学金の支給だけでなく、パラリンピアン2名によるメンター制度も導入。メンターとなる先輩が、モデルとなる姿を見せながら、日々の活動や目標への向き合い方をともに考え、定期的な振り返りや研修を通して自己成長を後押しします。

未来のパラリンピアンを目指すすべての挑戦者へ。

NPASは、その一歩を応援する制度です。

NPASの詳細はこちら→

国際舞台での活躍を支える、
実践的な語学支援。

パラリンピアンの英語力をサポートする特別プログラムを、Global Athlete Projectのご協力により実施しています。PAJ正会員の皆さまは、特別条件で英語学習プログラムを受講いただけます。

（※NPAS奨学生についても、PAJ準会員として同様の条件で受講可能です。）

国際大会に出場する中で「英語の必要性」を感じた方は多く、現役時代だけでなく、引退後の仕事や社会活動でも英語が関わる場面は増えています。

「本気で英語を学びたい」「世界とつながりたい」という意欲のある方に、ぜひ活用いただきたいプログラムです。

英語学習プログラムの詳細はこちら→

気づきと対話が広がる、
オープンな学びの場。

「パラ知ル！カフェ」は、PAJが主催する学びと交流のための勉強会です。パラリンピアン同士が分野や競技を越えて集い、共に考え、学び合う機会として2016年1月にスタートしました。以来、多様なテーマでイベントを開催してきました。

これまでの開催日は原則「第4火曜日」に設定しており、これは河合純一PAJ前会長の発案によるものです。東京パラリンピックの開会式として当初予定されていた2020年8月25日（第4火曜日）に由来し、大会の記憶をつなぐ象徴的な日付として定着しています。現在は、状況に応じて不定期開催となっていますが、「第4火曜日」の精神を引き継ぎながら、継続的な開催を目指しています。

第1回の開催以来、硬軟とりまぜた幅広いテーマを取り上げてきました。その一部を動画にまとめましたので、ご覧ください。

■PAJの活動実績

・パラリンピック応援イベント

・パラリンピックへの理解･啓発事業

・パラリンピックの知識を深める勉強会の実施

・パラリンピック選手の競技環境実態アンケート調査

・パラスポーツ普及･体験イベントの実施

・イベント･研修会参加･講師派遣

・講演会へのパラリンピアン派遣

・JOCアスリート委員会、TOL（トータル・オリンピック・レディース会）、スポーツ仲裁機構等との連携

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